2010年9月16日木曜日

人気店の相次ぐ移転。PUKUの場合



ハノイでは先回の訪問から5ヶ月の間にたくさんのなじみの店があっちこっちに移転していた。
理由はおおむね、お約束の「商売が繁盛してくるともっと高く借りてくれる借り手に貸そうとして大家がするむちゃな賃上げ」じゃないかと思うけど・・実際はどうなんでしょう。
私のハノイいちのお気に入りカフェ「PUKU」は、Hàng Trống通りの路地の奥の2Fというややアングラな場所から、上記の写真の通り、なんと意外にもTốn Duy Tânの通りに面した堂々たる一軒家、というわかりやすくオープンな立地、に移転していた。


昔はちょっと汚くてボロい感じがよかったのだが、今やすっかり大きくりっぱになってしまった。
Tốn Duy Tânといえばハノイには珍しく深夜まで営業する店が並ぶ通り(*ベトナムでは法律で深夜12時までしか営業が許されていないが、地区や業種によって特例があるらしい)。PUKUもなんと24時間営業になってしまい、大繁盛しているのだった。スゴイ。アングラだったのに。変わるもんだ。
しかし実は、新しい店のインテリアは昔の店の面影を残していて(長ーいランプが下がってるところとか、壁の色の塗り方とか)、店員ちゃんたちもだいたいみんなそのまま移ってきたところをみると、店の経営方針はそんなには変わっていないらしい。顔なじみの子もいて、「Chị、ひさしぶりだねー。どう?きれいになったでしょ。」と自慢気だった。

まあ、いい店がなくなっていけすかない店が増えるよりは、いい店が大きくなってみんなに愛されてる方がいいよねー。これからも応援してます!がんばれPUKU。