2014年7月6日日曜日

メモ

とりあえず忘れないようにメモ。
•Eddie Reader ライブ、新しいアルバムVagabond"
ライブ良かった。アルバムも良い。予想より良かった。
•オリジナル•ラブ ライブ
  半分しか見られなかった…。
•映画「理想の彼氏」"Rebound" 邦題がひどいね。なんか意外に良かった…。

2014年6月29日日曜日

イン ハー シューズ


すばらしいっ。5点。
全く性格も性質も違うのに仲はいい、弁護士の姉と美人だけど無職の妹。不幸な家族の背景もあっていろいろな問題を抱えて、ついに決定的な仲違いをしてしまう。周りににいる人たちもみんな欠点だらけ、失敗ばかり。でも、姉と恋に落ちた男性と、数十年ぶりに再会した姉妹の祖母、妹が出会った老人、その他その他の人たちが姉妹を信じて愛したことから、物事がいい方向に転がり始める。というお話。
ありえない、バカバカしい、と、うんざりするようなところが一つもない。ずっと見ていたい、と思った。リアリスティックなのに暖かい。人は愚かだけれども、人のやさしさや、人のつながりの温かさを信じたくなる。
キャメロン・ディアスの演じる妹もたいがいひどい描かれようなのだけど、弁護士の姉が決していい人に描かれていないところが、フェアで良い。額のシワ、私も気をつけよう…。
姉妹がいる、おばあちゃんがいる、自分のいいところを知ってくれていて、いい時も悪い時も心が近くにいてくれる人がいるって、心強いね。

妹がたどたどしく朗読の練習をする詩、Elithabeth Bishopというアメリカの女性詩人の詩でした。とても素敵なので、貼っておきます。

http://www.poets.org/poetsorg/poem/one-art

One Art

Elizabeth Bishop1911 - 1979
The art of losing isn’t hard to master; 
so many things seem filled with the intent 
to be lost that their loss is no disaster. 

Lose something every day. Accept the fluster
of lost door keys, 
the hour badly spent. 
The art of losing isn’t hard to master. 

Then practice losing farther, losing faster: 
places, and names, and where it was you meant 
to travel. None of these will bring disaster. 

I lost my mother’s watch. And look! my last, or 
next-to-last, of three loved houses went. 
The art of losing isn’t hard to master. 

I lost two cities, lovely ones. And, vaster, 
some realms I owned, two rivers, a continent. 
I miss them, but it wasn’t a disaster. 

—Even losing you (the joking voice, a gesture 
I love) I shan’t have lied.  It’s evident 
the art of losing’s not too hard to master 
though it may look like (Write it!) like disaster.

2014年6月28日土曜日

映画メモ

友達とおすすめ映画の話をしたあと、ふとこれまで書いた映画メモを見直してみたら、以前にみたはずの映画のことを相当忘れていることに気がついた…。
忘れないように、せめて良かったものは書いておこう。

ウルフ・オブ・ウォールストリート
スコセッシ監督、ディカプリオ主演。
DVDで見た。面白かった。リアルを著しくデフォルメして描くとってもスコセッシな映画。
ディカプリオの熱演ぶりにびっくり
ただしごはん食べながら見る・デート向きの映画ではありません。
一見の価値あり。人に勧めたい。でもDVDが欲しいというところまではいかない。4.3点。

・ミッドナイト・イン・パリ
ウッディ・アレン監督。すばらしい!楽しい!映画という虚構の形式のいいところを生かし切っている。DVDを手元に置きたい。4.5点。

・旅人は夢を奏でる
カウリスマキの映画。父子もの。地味でヘンテコで単館系だけど退屈じゃない、ちゃんと面白く見せる仕掛けがある。エンディングが泣ける。じわっと良かった。4点。

2014年6月24日火曜日

人はなぜ共食するか

学会の打ち上げで、同席の人たちと「人はなぜ人と一緒に食事をしたがるのか?」という話題で盛り上がった。仕事の後で同僚と、初めてあった人とお近づきの印に、久しぶりに会った友達と、「一緒にごはん食べようよ」となるのはなぜか。食べることはなぜ社交になるのか。人はなぜ共食するのか。
私が最初に思いついたのは、味や匂いは、一人で食べるのと親しい人と食べるのとでは違って感じる、ということ。親しい人と食べる方が、明らかにおいしく感じる。一人だと、食べ物を口に詰め込むだけのように感じることがある。逆に、誰かと一緒でも、親しくない人とか緊張した状態だと、味がわからないこともあるけど。
動物の中で食べることを他の個体と共にするのはヒトだけらしい、という意見もあった。他の動物では、複数個体が同時に食べると、食べ物の奪い合いになってしまう。そうならないのが、人の社会性と理性の現れなのではないかと。
その中で、隣に座った先生から、こんな意見があった。生き物としての生理現象を他の個体と一緒に行うときに、人は心地よく感じるのではないか。そうかもしれないと思った。生理現象とそれに伴う身体的感覚を、一人でなく誰かと一緒に感じることが気持ち良いのだと。とはいっても、いろいろな生理現象を人と一緒にしようとすると、社会的倫理的にいろいろ問題が生じることが多い中、「ともに食べる」というのが、最も危険がなく、1日に最大3回もすることができるし、いろいろな関係にある人と楽しむことができて、一番人間にとって好都合な機会なのではないかと。

私も、親しい人、好きな人と一緒に、食べたり飲んだりすることが大好きな一人だ。人一倍好き、最愛の趣味、といってもいいかもしれない。味や香りについて同席の人に話したいからこそ、五感が鋭くなるし、それまでの1日の生活のto doリストから一旦離れて、必要とか可能性とかから自由になって、感性の赴くままに話したり笑ったりすることができる。そんな時間が人間にはどうしてもなければいけないんだと思う。
居酒屋で食べ飲み散らかしながら、同じ研究分野のそんな風に話し合った時間がとってもとっても楽しかったのでした

2014年6月12日木曜日

ローマでアモーレ

ウッディ・アレンシリーズ。
「ローマでアモーレ」3.5点。


おかしな話…。
いくつかのカップルが舞台に登場して、出てくる全ての人間関係がどうにも悪い方向に向かってしまうという。「ああ、なんでそうなるの…」という感じに。
ウッディ本人が演じている、リタイアしたオペラ演出家が、言うことなすことすべて地雷を踏んでしまう居心地の悪さは、あきれるけどおかしい。
取り散らかすだけ取り散らかしておいて、最後にはなぜか何となく収まるべきところに収まっていく、その収束感が、けっこう好きです。

2014年6月11日水曜日

友達がいれば

インドの映画2本。
偶然、どちらも「友情」が主なテーマの映画だった。
「きっと、うまくいく」4.5点 DVDを手元に置きたい!と思うくらい良かった。
確実に元気が出る栄養ドリンクのような映画!





「スタンリーのお弁当箱」3.2点 お休みの日にDVDで見るのに良いという感じの佳作。
胸が痛くなるような結末だけど…
インドのお弁当がおいしそう。


「きっと、うまくいく」については、友情・恋・ヒーロー・コメディ・アクション・ミュージカル全部入り、という感じのマサラムービー形式なんだけど、主人公含む親友3人組の暑苦しい友情がうらやましいほど心に残る。
「スタンリーのお弁当」も、小学校の小さな男の子たちが、大人の不条理に翻弄されても、力を合わせて仲間を助け、正義を貫こうとするのがいじらしい。
つらいことや悲しいことは避けられないけど、友達がいれば乗り越えられるし、友達と分かち合えば喜びに変わる。そんな友達がいれば生きていくのに恐れることなんてないよね。

2014年6月7日土曜日

The teacher's angels

教員をしていると、クラスかコースにだいたい一人ぐらい、天使がいる。
教室というのは教員が学生に一方的に教えるものだという考え方は、この業界外の一般世界においては今でも普通もしれない。でも実際には、(教育論の宗旨宗派を問わず、事実として)教室は学生の協力なくしては成り立たない。
しかし、教室には教育活動に協力的な学生だけがいつも集まっているとは限らない。非協力的な学生がいることは織り込み済みで仕事の準備はするものの、その割合が多いときには、教員は孤立無援な思いをするものだ。
そんな中で、教員の意図を汲んで協力しようという学生が、これまでの経験ではどんな場所でもたいがい一人くらいはいる。心の中で、あ、天使、いた、とつぶやいている。
その学生は、単に自分の個人的な好意か志向か気まぐれでそのように振舞っているだけだとわかっている。でも、君は天から遣わされて舞い降りて来たのか!と思いたくなるくらい、教員にとってはありがたい存在だ。1つのクラスの流れにとどまらず、背景にある考え方とか方針まで共感してくれる天使が、いつもいる。立ち上げのときには特に、彼らの共感が支えになる。
今まで出会った天使たちを思い出してみる。みんな元気かなあ。私が拙かったのにわかってくれてありがとう。遠くの空に向かって拝みたくなる。ちなみに、天使たちがみんな成績優秀かというと、そういうわけでもない。
幸い、今の職場にも天使がいた。一人じゃなくて何人かだ。
大学が教会のような神話的な場所に見えてくる瞬間。