ハノイの話はまだ続きます。
ちょうど仕事の食事会が終わってホテルに帰ったところで国慶節 ngày quốc khánh の花火が始まって、部屋の窓から見ることができた。ホアンキエム湖、タイ湖、レーニン公園、市西部の開発地域であるミーディン Mỹ Định の4ヶ所であがっていたようで、写真はホアンキエム湖方面のもの。同行者たちには「日本の花火に比べたらそれほどでも…」と言っちゃったんだけど、15分ぐらいとはいえ意外にも豪華で美しい花火だった。ハート型など立体的な絵の形の花火みたいに最新型もあったし、本数も十分で見ごたえがあった。見下ろすと通りはバイクを止めて花火に見入る人で一面の渋滞だった(笑)。ベトナムの平和と繁栄あらばこその美しい花火だ。
私はたぶん2000年のミレニアムの国慶節のときにも花火を見たと思う。借りてた家の屋上からだったか、それともホアンキエム付近の人ごみの中だったか・・・。その時から10年たったのですねー、となかなか感慨深かった。そして10年後、見ちがえるほど豪華になった花火をニッコーの窓からまた見ることになるとはもちろん思わなかったですとも。