2014年6月12日木曜日

ローマでアモーレ

ウッディ・アレンシリーズ。
「ローマでアモーレ」3.5点。


おかしな話…。
いくつかのカップルが舞台に登場して、出てくる全ての人間関係がどうにも悪い方向に向かってしまうという。「ああ、なんでそうなるの…」という感じに。
ウッディ本人が演じている、リタイアしたオペラ演出家が、言うことなすことすべて地雷を踏んでしまう居心地の悪さは、あきれるけどおかしい。
取り散らかすだけ取り散らかしておいて、最後にはなぜか何となく収まるべきところに収まっていく、その収束感が、けっこう好きです。