2010年10月16日土曜日

You are what you eat, I am Soybean I eat...

9月の初めごろ、体重計に乗る機会があり、夏の間にええっ!というほど体重を増やしてしまっていたことが発覚した。
あんなに暑くて過酷だったのに太るなんてひどい・・・と思ったが、振り返ってみると、神経を使う仕事が続いて反動で甘いものを食べ、暑さの中体力を使う仕事が続いて普段飲まないような甘い飲み物を飲み、だったから、自業自得かもしれない。
そこでダイエットを思いついて、しばらく食べものを変えてみた。美波紀子さん推奨の方法に従い、晩ご飯に炭水化物を食べないようにして代わりにお豆腐を食べる、という方法だ。実は前にも一度ちょっと試したことがあった。なぜそれがいいかというと、暗くなってからの特に寝ている間は、人は基本的に基礎代謝分しか使わない。だから余った炭水化物はその分が脂肪になるので食べない方がいい。でも寝ている間に体は作られるから、その材料であるタンパク質は食べたほうがいい。そこで手に入りやすくて良質たんぱく質を含むお豆腐を食べましょう、というわけだ。シンプルだがなかなか理にかなっている。
ここからはダイエット日記です。
お肉や魚はたんぱく質だし、そんなにストイックに脂肪を減らしてるわけではないので、炭水化物以外は自由に食べればいいんだけど、実際にはごはんに合う濃い味のおかずはできれば食べたくない(ごはんが食べたくなるから)のでそう単純でもない。美波さんは、「かつ丼(ただしごはんの代わりに豆腐)」とか「チャーハン(ごはんの代わりに木綿豆腐で)」とかでもけっこういける、と言っているが、うーん・・・私はあんまり賛成できない。なので基本的に、湯豆腐・鍋物・お豆腐入りスープ・・・豆乳を使ったスープ・・・納豆・・・お豆腐とお肉や魚を使ってとにかく何か料理・・・という感じで6週目ぐらいになった。ちょうど「NHKきょうの料理」9月号の特集がお豆腐料理だったりして、いろいろ試した。おすすめなのは、「豆乳+米粉少量で作るホワイトソース」(だまにならないしバターもいらない)、「木綿豆腐をくずして適当に具と片栗粉と鶏がらスープの素を入れて丸めて焼く豆腐餅」、「豆腐お好み焼き(納豆もいれちゃうのもよし)」、「豆乳鍋」などなどだ。
さて効果はというと、3週間目ぐらいからかなり体が軽い感じになってきた。たぶん女子の体のバイオリズムにもよると思うんだけど、3~4週間目は毎日日に日に無駄な部分が減ってる感じがあった。4週間終わったぐらいで再度体重計に乗る機会があって、無事に標準的重さに戻っていたし体脂肪も減っていた!これはうれしい。2~3キロ落ちたんじゃないかと思う。そして体調もいいし肌の感じも悪くない。実家の家族にもやせた!と言われた。効果が感じられると気分も盛り上がってくるというもので、間食はほとんどせず、なるべくヨガもして、夕方以降は豆豆豆、豆豆豆、今日はお豆腐をどうやって食べようかしら・・・な毎日を続けていた。
それで今6週間目ぐらいになって、ちなみに今家に体重計がないのでどのくらいの重さになったかよくわからないんだけど、洋服がちょっと大きく感じられるのでやっぱり引き続き落ちてるのかもしれない。ただ、若干持久力が下がってきたような気がする(ただ仕事が忙しいだけかもしれない)。まだいらないお肉は落ちきってるわけではない(そう簡単に気になるところだけ落ちるもんじゃありません)けど、このくらいで安定するように徐々にペースダウンでいいのかもしれないと思っている。

この方法は誰にでも効果があるのかどうかよくわからないけど、すごくいいのは、1 安い(食費がかからない) 2 楽(料理も簡単だしお豆腐はおなかにたまるから空腹で悩まない) 3 体に悪くない(これすごく大事) の3点だ。もちろん、バランスが悪くならないように、炭水化物以外のものは偏らないで食べるようにしたほうがいいとは思う。
やっててみて思うのは、「肉体労働じゃない大人(特に代謝の低い女性)はそんなにいっぱい食べなくても死なない」ということだ。むしろ食べ過ぎない方が体の調子がいいということがよくわかった。そしてもうひとつは「(本当に)人は自分の食べたものでできている」ということだ。思い込みかもしれないが、前と体の感じが違って、なんとなく脂肪っぽくなくて赤身の肉っぽい(?)。だから、どうせ甘いものや炭水化物を食べるなら、変なものが入ってなくて、すごくおいしいものにしよう、と思うようになった(この先ずっと続くかどうかはわからないけど。この前衝動的にインスタントラーメン食べたし)。それに、美波さんの本にも書いてあったが、ちょっと食べ過ぎたなーと思ったらすぐ、数日晩ご飯をお豆腐中心に軽くすればいいので、食べ過ぎを恐れることはないこともわかった。お豆腐は、若干単調だけど、おいしいしね。

ここでもうちょっと運動するともっといい体になるのかなと思うけど、そこまでは至らないんですが。興味のある人は是非試してみてください!!!そして、世界で食用のお豆を作ってる人たちに感謝しよう。