2010年10月13日水曜日

歯医者

最近、歯医者に通い始めた。どうでもいいことのようだけど、個人的にはたいへん画期的なことだ。
それは第一に、私は小さい頃虫歯が多くてよく歯医者に連れていかれていたのだが、とっても嫌な記憶がいっぱいあり、それいらい今も歯医者が恐ろしいからだ。医者は全般的に苦手なんだけど、歯医者は特にきらいなのだー。
そして第二に、ここ10年の間に外国から日本に2度帰って、さらに引越しも何度かした結果、かかりつけの歯医者さんを見つけないまま今に至っていたという問題だ。実家の近くに小さい頃からお世話になっているとてもいいお医者さんがいたのだが、引越ししたので通えなくなってしまった。
第一の理由と第二の理由がどうどうめぐりにめぐって今までいたのだが、先日ちょっと時間ができたので、清水飛び降り的に思い切って近所の歯医者を検索して予約をとった。なかなかよいお医者さんで、これからは定期検診だっていっちゃうぞ!という勢いだ。
自ら健康を守るために医者に通うなんて、大人なら当たり前!だと思うのだが、でもそれが特別に建設的・前向きな行動だと思える心境というのがある。これからどうなるのかわからない、という気持ちの時には、進んで医者に行くような心境にはなかなかなれないと思う。昨年10月に帰国して以来、すぐ歯医者に行こう~と思ってたのに、なぜかそんな余裕が見つからなくて1年も経ってしまった。私にとって帰国期ももう2度目のはずなのに、落ち着くのにまた1年もかかってしまったってことか。それともただ忙しかっただけか。

ところで最近の歯医者ってとっても近代的で明るいですね。日本の近代的医療を受けられるありがたさを感じます。今通っている歯医者さんは、診察室に入るとスタッフがみんな居酒屋ばりにあいさつしてくれます(それっていいのか?)。そして何かする前に、かならず「今から~しますよ~」と言ってくれるのも怖くなくていい。それと気に入ってるのは、治療中に(特に顔に水が飛びそうなとき)顔にタオルをかけてくれる。見えないとあまり怖くないので、緊張しなくて済む。これちょっとしたことだけど、歯医者嫌いにはかなりうれしい。