2010年8月8日日曜日

ジュリー&ジュリア

ジュリー&ジュリア 公式サイト

うむ、まあまあ。
料理などのブログを書いて出版に至る女性は最近日本では多いが、そのさきがけみたいな現代アメリカの女性と、そのブログの題材になった昔の料理本の著者の女性のお話。
個人的には、料理を作る作業を見るのが大好きなので、楽しめた。それと、二人の女性の夫がとってもスイートで、料理と出版という自己実現にのめりこんだり、のめり込み過ぎてブチ切れたりしている妻をやさしく応援してくれるというのが心温まった(というか、うらやましかった)。現代女性の方のジュリアが、ブチ切れてケンカして夫が家出してしまった後、女友達と話しているシーンで、「私ってひどい女(bitch)だから…」「それはわかってる」って感じの会話に笑ってしまった。"bitch" ってそういう意味で使うのか…。やさしい夫でよかったね。
メリル・ストリープはとってもよかった。天真爛漫でいつも前向きなちょっと変人なマダムの人柄がよく伝わった。プラダを着た悪魔と同じ女優とは思えない。しかし、プラダを着た悪魔では離婚する夫役が、この映画では妻にベタぼれのラブラブ夫役を演じている。こういう配役も面白いな。
しかし、この映画のメリル・ストリープって、最近の松坂慶子にとっても似てませんか?その、特に、大柄なところが…。